2016年9月26日月曜日

「つまむ」+「切断」=「 HOZAN カッティングピンセット 」~基盤上での便利な使い方! 

こんにちは!『週刊サンデン』ブログです。


今回は基盤に配線する時等、精密な作業時にあると便利なオススメ工具
カッティングピンセットについて、ご紹介したいと思います。


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ピンセットには、一般的な形状のモノや、逆作用ピンセット等があります。
つまむという行為に特化している、そういったピンセットとは違い、
このカッティングピンセットには、名前の通りカッティング機能の付加していますので、
これ一本でジャンパー線のハンダ付け作業を可能にしてくれます。
そんな便利な商品が、工具のHOZANから出ています。

カッティングピンセット N-993 HOZAN

●カッター部が小さいので奥まった個所で使用可能。 
●基板上のジャンパー線の加工に最適。 
●RoHS規制の特定有害物質を含まない製品です。


上の画像に見るように、用途としては、基盤上のジャンパー線のカットも可能してくれる
ステンレス製の軟銅線切断用ピンセット型ニッパーでもあります。



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基本的なカッティングピンセットの使い方

奥まった箇所や、電線が並んで配線しているなど
作業しづらい箇所に、その威力を発揮するこの
「カッティングピンセット」を、実際に、使ってみます。



まずポイントとしては、普通のピンセットのようにつまむ事も、
ニッパーのように切断も可能にするこの先端に傾いた部分。
かなり鋭くなっていて、先端部での作業も容易にしてくれます。


実際の基盤を使い、その使い勝手をテストしたいと思います。
基盤の左に3本配線されているジャンパー線。
これの真ん中だけをカットします。



確かに、カッター部が小さいので、画像のような間に挟まれて
しまっいる箇所でも、「カッティングピンセット」では
比較的、簡単にカットする事ができました。

カット完了。綺麗にカット出来ています。






今度は、ジャンパー線の被覆を剥き、それを基盤にハンダ付けして、
最後に、上で紹介したように、ハンダ付けしたジャンパー線のカットまでを
この「カッティングピンセット」だけでやってみたいと思います。


 まず、「カッティングピンセット」を使って、ジャンパー線の被覆を剥きます。
因みに、ジャンパー線として使用したのは「BX-S0.18sq」です。
耐熱温度90℃の標準型架橋ポレエチレン被覆電線は
電子機器などの内部配線には最適です。


軽く力を入れながら、「カッティングピンセット」をグルっと一周させます。
ジャンパー線の被覆だけを剥きたいので、ジャンパー線を切断してしまわない様、
力加減に注意しながら作業してください。

因みに、線だけをカットするなら、ハサミやニッパーの方が楽でしょう。


このように、簡単に電線の被覆を剥くことができます。


  被覆を剥いたジャンパー線を、基盤に通します。


 「カッティングピンセット」でハンダをつまみます。


 「カッティングピンセット」でハンダをつまみながら、
基盤にジャンパー線をハンダ付けしていきます。


 ハンダ付け完了!

 ハンダ付け完了後に、また「カッティングピンセット」を使って、
ジャンパー線のいらない部分をカットていきます。


 作業完了です!



従来のピンセットが持っている機能の「つまむ」に、
ニッパーが持つ「切断」という機能をプラスした
この「カッティングピンセット」を使う事で、
基盤上でのジャンパー線の加工が、より楽にスムーズに行う事が出来る
ありそうで無かった便利な工具「カッティングピンセット」
是非お試しください!







カッティングピンセット HOZAN N-993

販売価格:2、510円(税別)
参考価格:3,140円(税別)


※この商品は、現在店舖のみでの販売になります。
近日中に、オンラインショップでも販売を予定しております。
商品のご購入、お問い合わせについては、オヤイデ電気秋葉原店まで


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是非、秋葉原直営店にお越し下さい。
あなたのご来店をスタッフ一同お待ちしております

店舖入口から。天井から吊るされた色とりどりのボビン巻電線郡は圧巻!
秋葉原に来た観光客もよく撮影していきます。



オヤイデ電気秋葉原直営店



営業時間:10:00~19:00

東京都千代田区外神田1-4-13


☎ 03-3253-9351 FAX 03-3253-9353 


メールでのお問い合わせは、こちらのアドレスより!✉webshop@oyaide.com


2016年9月22日木曜日

「SK pota labo」販売終了のお知らせ


オヤイデ電気店舗オリジナル・リケーブルブランドとして販売をしておりました
SK pota labo」ブランドに関しまして、
9月いっぱいで販売を終了させて頂きます。 

新たなブランドとして生まれ変わり、充実したラインナップでお届けします。
乞うご期待!

詳細など後日発表となりますので、Web、Twitterなどで配信予定です!
修理、メンテナンスなどは引き続き継続致しますのでよろしくお願い致します。

2016年9月19日月曜日

ケーブルは見た目だけでは、わからない。ヨリ線のサイズの測り方。

世の中には、大きくわけて2種類のケーブルが存在します。
それは、「単線」と「撚線(ヨリ線)」。
今週の「週刊サンデン」は、「単線」と「撚線」のサイズの測り方です。





まずは、「単線」と「撚線」の違いからです。
「単線」とは、読んで字のごとく、絶縁体の中の導体が1本のものです。
例えば、VVFケーブルとか、オヤイデ電気で販売してるものだと、純銀単線などです。








「撚線」とは、絶縁体の中に細い導体が複数本入っているものです。
オヤイデ電気で販売しているものは、おそらく95%以上はこちらのタイプです。












で、「単線」のサイズを測るのは簡単なことです。
例えば、「H-HIV 1㎜」を使って測ってみます。必要なものは、「デジタルノギス」と、何かケーブルを切ることができるハサミかカッターです。








上の写真のようなデジタルノギスがあれば、100分の1ミリまで計測することが可能です。




こんな感じのケーブルの



被覆を剥いて




測るだけで、「単線」の場合はサイズはわかります。


では、「撚線(ヨリ線)」の場合は、どうしたらいいでしょう?
今回は「Bx-s0.5sq」を使って実際に測ってみます。


ケーブルの先端を剥いて、導体の本数を数えます。20本あります


剥いたケーブルの中から1本を測ります。0.18㎜です

ここからは、小学校で習った円の面積の求め方を思い出しましょう。

「半径x半径x3.14」です。これに当てはめますと、
0.09x0.09x3.14=0.025434」です。
0.025434㎜」の導体が20本入っていますから、
0.025434x20本」で、このケーブルの面積は、
0.50868㎡」ということがわかります。
ということで、おおよそ0.5sqということになります。
サイズがわからなくても、導体のサイズだけ測ることができれば、
すぐにケーブルの太さがわかりますね!

次に、下の写真をご覧ください。


左の黒いケーブルが、「KIV5.5sq」、右の黄色のケーブルが「IV5.5sq」と、
どちらも同じ5.5sqです。
写真ではわかりづらいですが、「KIV5.5sq」は0.32㎜x70本

IV5.5sq」は1.0㎜x7本で構成されています。
KIV5.5sq」は5.62688㎡、「IV5.5sq」は5.495㎡となります。
導体の素線構成が違っていても、おおよそ同じ太さになります。
両方を比較した場合、絶縁体の材質(ビニルやシリコンや、フッ素樹脂など)が同じであれば、
導体本数が多いほうが、柔らかくなります。

もっと顕著な例が下の写真です。


左側の黒いほうが、「Bx-s0.5sq」、右側の赤いほうが、「RSCB0.5sq」です。
Bx-s0.5sq」は0.18㎜x20本、「RSCB0.5sq」は0.08㎜x99本で構成されています。
右のRSCBのほうが、シリコン被覆ということもありますが、圧倒的にフニャフニャです!

最後にもう1枚写真をご覧ください。


左が今では、在庫も残りわずかとなってしまった、「UL1430 AWG18(PCOCC-A)」、
右が600V、105℃耐熱の「UL1015 AWG18」です。
写真で見ると違いがわかりづらいですが、「UL1430 AWG18(PCOCC-A)」が
仕上がり外径2.07㎜
右の「UL1015 AWG18」が仕上がり外径3.0㎜約1㎜の違いがあります!
導体構成は、どちらも0.18㎜x34本です。
つまり、導体のサイズが全く一緒でもケーブル外径が全く違うものも多数存在しております!
電線のサイズは見た目だけでは、サイズは判断できない場合が多々あります。
絶縁体の太さだけで同じものを選ばれると、事故が起こる場合もございますので、
お気を付けください。

秋葉原の直売店にケーブルのサンプルをお持ちいただければ、もちろんサイズをお調べさせていただきます!

ご不明の点は、下記までお気軽にお問い合わせください。

TEL03-3253-9351

以上、根津でした。





2016年9月17日土曜日

日の出光機製作所『L111』に”ラージサイズ”が新登場!モガミ”2524”やオヤイデ”G-SPOT CABLE”なども使えます。

人気急上昇中!
日の出光機製作所
「超小型L字フォンプラグ"L111"」にL(ラージ)サイズが新登場!

エフェクターボードの省スペース化に役立ちます。

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日の出光機製作所様にご協力頂き、
L111を様々なケーブルに使えるよう新開発して頂きました。
「Mサイズ」「Lサイズ」の違いはケーブルクランプ内径にあります。

Mサイズは「カナレ GS-4」「オヤイデ 3398-SY」などに、
Lサイズは「カナレ GS-6」「モガミ 2524」「Belden9395,9778」「オヤイデ G-SPOT」など、

太いケーブルでもL111が使えるようになりました!

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こちらが新開発L111となります。
ケーブルクランプの太さが違うのが分かります。

内径もかなりの差があります。

この他にも好きなケーブルL111が使えるようになるかも?

是非お試しください!

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「じゃあLサイズになったら、
オヤイデ電気のケーブルだと何が使えるんだろう?」

検証の結果・・・

オヤイデ電気のギターケーブル3種類、
全部作れるようになりました!
ついに「Force 77'G」も使えるように!

では早速「L111 Lサイズ」を使って、
3種類の作り方を説明させて頂きたいと思います。

~ G-SPOT CABLE編 ~



【1】被覆を約18mm剥きます。

【2】シールドを軽くほぐします。


【3】カーボン層を剥きます。

 カーボン層に切り込みを入れて、ピンセットなどで剥がすと簡単です。

【4】シールドを絶縁体に巻き付けます。


巻き付けの長さは約5mm 外形が約5mm以下になるような意識で巻き付けてください。 多少太くなっても、少し伸ばす要領で簡単に細くできます。

【5】絶縁体を5mm~7mm剥き、差し込みます。
【6】絶縁テープを巻き付けます。

ケーブルクランプ内に入るよう、肉薄なフッ素テープ”中興化成 ASF-110FR 5mm幅”を使用しました。

シールド線のほつれ防止」に役立ちます。

【7】導体に予備半田をします。


予備半田を施すことで、ケーブルクランプに挿入した際、中心導体の”ほつれ”を防止することができます。

ケーブルの絶縁体が、プラグの穴にぴったり入っているのが分かります。



【8】半田付けをします。

中心の真鍮ナット部分が「チップ(+)
ケーブルクランプ全体が「スリーブ(-)

真鍮ナットと中心導体を一緒に温め、半田を流しこむと、綺麗な”ドーム状”の半田の山が出来上がります。

ケーブルクランプとシールド線を一緒に温めると、ケーブルクランプの穴に半田が吸い寄せられて、”綺麗な平面”が出来上がります。

~ 完成! ~

キャップはTIC8を使用

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~ NEO QAC-222G編 ~


BELDEN 8412など、他の「2芯シールド線」にも応用可能です。

【1】被覆を約18mm剥きます。

【2】ケーブルクランプの長さ分
(約10mm)のシールド線を残して、カットする。

【3】絶縁体をカットし、
2芯中1本はカットします。

ケーブルの設計上、チップ(+)には1芯しか使いません。

2芯合わせてチップ(+)に使っても良いのですが、0.8sq相当の太さになるので、音的にバランスが良いとは言えないかもしれません。

【4】約3mmをカットします。
【5】絶縁テープを巻き付けます。

※ここからは「G-SPOT」と同じ流れで作ります。


【6】導体に予備半田を施します。

【7】半田付けをします。


~ 完成!~

キャップはTIC8を使用

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~ NEO Force'77G編 ~



【部材用意】

収縮チューブ内径 1.5mmが「長さ3mm」ほど必要です。
画像では「HIT TUBE EG3 1.5mm」を使用しています。

収縮チューブの価格は1m¥50(税別)です。
安い!


【1】被覆 & シールド & カーボン層 & 絶縁体を10mm剥く

つまり導体」を剥き出しにします。
今までと少し長さが違うので注意!



一気に導体まで剥こうとすると、
導体が傷付く可能性があるので、
段階を踏みながらカットしましょう。


【2】導体に収縮チューブを3mm被せます。

最初に用意した部材を使います。

これはスリーブ内のショートを防ぐ為の処理です。

【3】被覆を10mm剥きます。

【4】シールド線をほぐします。

【5】カーボン層を剥きます。

【6】絶縁体にシールド線を巻き付けます。

G-SPOTの時よりも外形に余裕がないので、外形が薄くなる状態です印象で巻いてください。

【7】導体に予備半田を施す。

【8】コネクターに差し込み、絶縁テープで補強する。

絶縁体とケーブルクランプを一緒に巻き付けることで耐久性を稼ぎます。
テープには”中興化成 ASF-110FR 5mm幅”を使用。

【9】半田付けをする。

~ 完成!~

キャップはTIC14を使用
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如何でしたでしょうか?

L111に使えるケーブルが増え、
どんどんエフェクターボード市場を占有していくのではないでしょうか?

是非、お試しください!

価格は変わらず1個¥500(税別)!




また近いうちに新しい情報も・・・
お楽しみに!


以上、原田でした~

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