2013年6月12日水曜日

カーボンスリーブが安かったのでカーボン柄のケーブル作ってみた。

皆さん、「カーボンスリーブ」って知ってますか?

こんなやつです。


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「炭素繊維を樹脂でコーティング加工した、純カーボンのチューブです。
このカーボンスリーブは導電性があり、編組密度が高いため、シールド効果に優れます。
最先端軍事、航空宇宙機体、ホッケースティック、釣竿、車など様々な所に使用されます。

・軽量で強度に優れ、伸縮性が高く、圧縮すると約1.5倍に広がります。
・導電性に優れ、編組密度が高く、シールド効果が高いです。」

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凄いですね。
被せるだけでシールド効果があるんですって。

実物は下記の写真のように、ちょっとゴワゴワしてます。

とても完璧に見えるカーボンスリーブですが、、、

値段が高いです。
1mなんと1,260円!!!(税込)


あとは擦ったりするとカーボンが毛羽立ってしまう場合があります。
他にもはさみで切ったりしてるとカーボンが空気を舞ってしまう場合などもあり、
カーボンは若干取り扱いに注意が必要になります。

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そんなカーボンなもんで、

実は毛羽立ってしまったカーボンスリーブ(6.35mm)の在庫が出てきまして、
現在秋葉原店舗で特別価格にて販売中です。

購入希望の方は直接店舗までお問い合わせください。


結構毛羽ってますよね。




が、ここで閃きました。

「毛羽立ってるなら、チューブを被せればいいじゃない。」


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ということで、この激安カーボンスリーブを仕入れ、
早速自作したいと思います!


今回は「Belden 88760」を使用します。
フッ素樹脂被覆の2芯(AWG18)アルミシールド構造で、細身でありながら音質が良いので、
オーディオ好きの方がよく買っていかれます。



ここで新たに店舗で在庫するようになりました「ヒシチューブ 13mm」を使います。


ヒシチューブの特徴は「透明度が高い」「収縮温度が低い」という点です。
40℃から収縮が始まるので、恐らくドライヤーの熱でも収縮しそうな使用感でした。
そして透明度が高いので、収縮後も中に何が入っているのか綺麗に見て取れます。
この収縮チューブはリールに巻かれているので切り売り販売してます。(1m105円)




実際に入れてみた。


収縮チューブの中に毛羽立ったカーボンが取り残されてます。
これを収縮するとどうなるのでしょうか。。。?


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意外と綺麗な見た目になりました。
サイズもぴったりでした。

が、88760自体が薄い被膜の為、表面がボコボコしている仕様なのですが、
収縮後も88760のデコボコが出てしまっているのが気になる。
※写真じゃ分かりにくいですが、実際も触ったら分かる程度ですね。

Belden8412やMogami 2534での仕上がり後が少し気になるので作ってみようかなと思います。



プラグもつけるとこんな感じに。



意外と立派なカーボン柄のケーブルになってます
とっても高級感があってかっこいいです。


ただヒシチューブは収縮後が結構硬くなってパリパリした感触になるので、
あまり曲げることはできません。



88760にヒシチューブを被せたらこのぐらいでキープしちゃう。
曲げると勝手にここまで戻ってきちゃいますね。

ちなみにケーブルはデジタルワイヤレス用ケーブルを作ってみました。
オヤイデ製品でいうと「WL-606XL」と互換性のあるケーブルになりますので、
Line6 G50/G90やSHURE PGX14などで使用することが出来ます。


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ちなみにヒシチューブ13mmは約8mmのケーブルなら入れることが出来ます。
お気に入りのケーブルをカーボン柄にしてみたい方、
「毛羽立ってても良いよ!」っていう方、
是非激安価格のうちに購入を検討されてみては如何でしょうか。


ご注文の際にはお電話にてどうぞ
TEL:03-3253-9351 


原田でした。


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