2013年10月19日土曜日

ONTOMO MOOK 「誰でもできる 自作でオーディオアクセサリーPART2」 特別編!〜RCAケーブルにPETチューブを被せる編〜

表題の通り!
今回は本日発売されました「誰でもできる自作でオーディオアクセサリーPART2」に付属している
RCAケーブルを作りまして、さらにそこに外装チューブを被せてよりかっこうよろしくしちゃいましょーという企画です。



そして、このムック本を当店でご購入頂くと…





PETチューブ1/4インチ(1.2m×2)
・熱収縮チューブ(ニシチューブ15φ4cm×4)

上記が入ったセットがなんと……420!!!(税込)で販売しております。


PETチューブは写真の6種類からお選び頂けます。

☆左の写真は完成参考写真です。

PETチューブは1m(税込¥252-)~単売もしております→コチラ


では早速いってみましょー。







・ムックに付属しているPCOCC-A 0.9mm導体
 の2芯ケーブル
・真鍮削り出しの金メッキRCAプラグ


1/4インチPETチューブ
・ニシチューブ15Φ



a:はさみ(おすすめはヘビースニップ
b:マイナスドライバー(-2.6サイズのもの)
d:マーカー(ポスカの様な顔料インクのもの)
e:ケーブルテスター(DB-2がおススメです)
f:定規 

今回のこのRCAのキットはハンダ付けが必要ないタイプなので、ハンダ付けはちょっと…とか、そもそもハンダゴテ持ってねぇし…なんて人でもお気軽に!
でも本格的なRCAケーブルが作れる素敵なセットになっております!









まずは手始めに
RCAプラグを解体します。


プラグカバーを左回しに回転させてカバーと本体を外します。





本体の芯線を固定するネジ2つとケーブルを抑えるネジをすべて緩めます。


はい!解体終〜了〜。次っ!










外装の青い被覆を先端から
22mmの長さで剥きます。
ケーブルを軸にハサミの刃を回転させながら切れ目を入れて、切れ目が入ったらテコのようにスライドさせて外装を取り除きます。







外装を取り除くとこんな感じに。









写真左:介在を根本からハサミで切り落とします。

写真右:白い被覆の芯線を赤い被覆の芯線よりも10㎜ほど短くカットし、
赤い被覆は7mm、白い被覆は5mmそれぞれ被覆を剥きます。



外装同様に芯線を軸にハサミを回転させながら切れ目を入れてテコのようにスライドさせて被覆を取り除きます。




写真のように赤い被覆の芯線をホット側の穴、白い被覆の芯線をコールド側の穴に通すので芯線をプラグに当てて軽くY字型に広げて同時に穴に通します。

☆ポイント☆
ホット線を穴に通す際、写真のように内側に入れ込むように通すとすんなりはいります!





写真左:芯線をネジ止めして、根本のネジも締めてケーブルを固定します。

写真右:プラグカバーを締めます。これをすべての端末で同様に行い完成っ!




・・・あぶねぇ。
完成したらしっかりテスターでチェックですよ。









完成と言いましたが!!
ここからがオヤイデ電気自作部の本番なのです。
作ったケーブルをもっとかっこよくしちゃいましょう!
ってのが今回の本題になります。
では、実際にチューブを被せていくのですがその前に…


ケーブルの表面(写真左)を見て頂くとわかりますが、矢印(△印)が印字されています。これは電気が流れていく方向を指し示しているもので、例えばCDプレイヤーとアンプを接続する場合、CDプレイヤーから出力されている信号をアンプで受けて音量を増殖させるって事なので、この矢印はCDプレイヤー→アンプとなるように接続します。
PETチューブを被せたあとでもこの矢印はなんとか透けて見えるとは思うのですが、ややこしくなるので矢印の元の方にテープでマーキングしておきます。ついでにニシチューブにも目印をつけておきます。今回は両方とも矢印方向の元の方にマークしましたが、これは本人がわかればどちらにマークしてもかまいません。


PETチューブの片側の先端がばらけないようにポケトーチで軽く炙ります。
近づけ過ぎると溶けすぎるので注意です!!


ポケトーチは1300℃のバーナーに使い捨てライターが早変わりする商品です。ヒートガンは手が出ない…という方におススメのハイCP商品です!







完成したケーブルに通します。PETチューブは柔らかい素材なのでぐいっと広げて膨らませて、今度は膨らませた所をしごくようにして進めていきます。


写真左:PETチューブがプラグまで届いたら、先端をプラグとの継ぎ目にピッタリ合わせて、反対側のプラグの継ぎ目のところにヘビースニップで軽く切れ込みを入れます。一旦ケーブルからチューブを抜いて、切れ目を目印にチューブをカットします。これでチューブはケーブルにピッタリ被さる長さになります!

写真右
:今度はカットしたチューブを元にもう一本分のチューブの長さを測って同じ長さでカットします。


写真左:今度はカットした部分をポケトーチで炙ってばらけないようにしたら再度ケーブルにチューブを被せます。これでプラグからプラグまでぴったり
PETチューブが被せられました!


写真右:PETチューブがずれないようにテープで固定します。
長さ40mmにカットしたニシチューブをプラグ先端から通して、白(もしくは赤)LR
色別線に合わせてポケトーチで炙りニシチューブを収縮させて固定します。

☆ポイント☆
PETチューブ付近の収縮チューブを収縮する際、ポケトーチを近づけ過ぎるとPETチューブが溶けてしまうので注意!!


固定できたら今度はチューブを反対側にしごき、先程と同様に継ぎ目にチューブの端をピッタリと合わせ、ニシチューブを収縮させます!







完成です!!

元々の青いシースだけの状態でもなかなか良いのですが、やっぱりPETチューブをかぶせると高級感がありますね!また、オリジナルって感じでいいですよね~。

実際のムックの中ではチューブやシールドといったものを外装として使うと音質的にはどうなるのかという考察もなされていますので是非参考にしてみてください!



以上、今回は本日発売されました「誰でもできる自作でオーディオアクセサリーPART2」の付属ケーブルの作例と外装チューブを被せ方のご紹介でした。

秋葉原店オンラインショップでは大変お得にPETチューブと収縮チューブのセットを販売しておりますので皆様この機会に是非!!(オンラインではバンドル販売のみになります)
またムック本に記載されているその他ネジ止め式プラグも全てではございませんが取り揃えておりますので、「違うプラグに変えたいなぁ」という方も是非是非ご来店お待ちしております!!




ではまた!
横山でした。

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