2015年2月21日土曜日

オヤイデ式ケーブル道 ~最速!?UL3398でDCケーブルを作ってみました!~

 先週の土曜に投稿する予定だった記事がなぜか今ここに…本多です

最近は時間の使い方をしっかり意識しておかないとあっという間に時が経ってしまいます、作業に没頭すると尚更です

僕は猪突猛進タイプなので周りが見えていないことが多々あります

気を付けたい次第ですね、えぇ…

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 ここ最近はHDC-1430の事ばかりでした。

ショップオリジナル商品とは言え自分で企画して販売させて頂いている製品ですので、しっかりと責任を持って皆様に情報をお伝えしていきたいと考えております。

近いうちにまたお知らせさせて頂くことがございますのでどうぞお楽しみに!







さてさて、本日は一旦HDCから離れまして、先月末に発表されましたUL3398シリーズで作ったDCケーブルを紹介させて頂きます!


少し前にチラッと3398で作ったケーブルを載せていたんですが、そう、すでに発売前から僕はHDCと同じ#18を使って作ったケーブルを試していたんですよ

それにプラスして、#22・#16でも作りました
左から#22 / #18 / #16 です

れに他社のOFCケーブルとHDC-1430を交えた比較検証の結果を紹介させて頂きます!



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さて、今回使用した機材類は以下の通り

ギター
Fender prodigy

エフェクター

CLHD
DD-20


アンプ

です。


OFCケーブル→HDC-1430→3398の順に聞き比べてみました



それではヌルっといってみましょう!



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・オーバードライブ(CLHD / Leqtique)


・OFC
ハイが抜けてくる元気な音です。ローもしっかりと出てくれます

・HDC-1430
圧迫感といいますか音の圧が増します
OFCよりローが出ていて迫力が増しますね、ハイも同じくらい抜けてきます
散々聴いてきましたので最近の僕の中でのスタンダードな音です(笑

新導体102SSCはPCOCC-Aの様な派手な色付けはほとんどなく、中域辺りに特徴があります

モニター調の音傾向で、オーディオよりも楽器向けなのではという意見もあるぐらいです

DCケーブルに使用してもその特徴は現れてきました

3398はOFCやHDCよりはハイが落ち着く印象です
出ていないという事はなく、むしろ他の2種がやかましく聴こえるぐらいの、丁度良い感じといいますか、充分に抜けてきます
ローもしっかりと存在感があります

特筆すべきはミッドの出方です
OFCはハイとローが元気に鳴る分ミッドはそこまで存在感を感じません

HDCだとハイとローの存在感の方が目立つのでミッドはそこまで主張してきません

3398はグッとミッドが出てきます
3398-18はミッドからローミッド辺りがしっかりと出てくる印象でした

ギターで弾いていて、とても気持ちの良い音です

結線にkester44を使っている効果もあるのでしょうが、楽器的に気持ちの良い部分をプッシュしてくれています


・ディレイ(DD-20 / BOSS)



個人的にDCケーブルの効果をみるのに歪の次に空間系が有用だと考えています

残響音の広がり方や響き方、そして音色に効果が反映されやすいからです

今回はDD-20のスタンダードなデジタルディレイと名器DM-2をモデリングしたアナログモードの2つで聴き比べてみました


・OFC
ハイが抜けてきますのでディレイ音も明るく抜けていきます
硬質なデジタルディレイと相性が良いですね
アナログディレイでも同様です

・HDC-1430
先ず音の広がり方に驚きます
OFCの時には感じる事のできなかった空間的な広がりや奥行きを残響音から聞き取ることができます
個人的にはここが一番感動したポイントでもあります
導体の解像度の高さが顕著に現れる部分ですね

デジタルディレイでの抜けの良さは勿論のこと、アナログディレイでも密度の濃い音像を描いてくれます
残響音が少しうるさく感じる事もありますがイコライジングでいじれる程度です
(低域が出過ぎて残響音が騒がしく感じます)


新導体102SSCはPCOCC-Aとほぼ同じ純度を誇る導体です

解像度の高さからくる空間表現の妙は、新導体でも体感することができました

HDCと同じように広がりと奥行きのある残響音

OFCやHDCに比べるとハイの出方は大人し目なのですが、しっかりと抜けてくるディレイ音です

色付けをし過ぎないフラットな特性はアナログディレイのふくよかな残響音にも合わせやすかったです

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今回はライン録音した音源を僕のサウンドクラウドに上げて実際に聞いてもらおうかと思っていたんですが、色々と音痴な僕は途中で断念してしまいました・・・



やりたいこと、試したいこと、個人的な課題、エンジニアさんから提示していただいた課題、と色々とありすぎてどこから手を出せばよいのやら…嬉しい悲鳴をあげております



少しずつでも成果を報告できるように日々精進いたします!



それではまた次回、



本多でしたー

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